百度の李彦宏氏が中国一の富豪に 資産122億ドル
ブルームバーグ社が4日に発表した中国の億万長者指数によると、百度を創設した李彦宏氏が純資産で大連万達集団董事長(会長)の王健林氏を6360万ドル上回り、中国一の富豪になった。「京華時報」が伝えた。
同社によると、李氏は14日前に娃哈哈董事長の宗慶後氏を超えて中国2位の富豪になったばかりだ。百度の株価が上昇したため、今年に入ってから李氏の純資産は122億3千万ドルに増え、増加率は65%に達した。李氏は2位になってから14日後に、中国で最も多くの資産をもつ人物となった。王氏の純資産は121億7千万ドル。
興味深いのは、万達が2012年に買収した米国の映画館チェーン管理会社・AMCエンターテインメントが今週になって、米国での株式の新規公開(IPO)を計画中だと明らかにしたことだ。募集金額は3億6800万ドルを超えないという。上場が完了すれば、王氏は再び中国一の富豪に返り咲く可能性がある。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年12月5日