28日午前、「北京市の新エネルギー車模範応用の管理規則」が正式に発表された。これによると、2014年は新エネ車購入のためのナンバープレートが個人向けに1万台、企業・部門向けに1万台割り当てられる。新エネ車のナンバープレート抽選では、従来型のガソリン車のナンバープレート抽選と区別した「単独の抽選ボックス」が採用される。京華時報が伝えた。
新エネ車を購入する資格と条件は、これまでの自動車購入抽選の条件とほぼ同じだが、購入者はすでにバッテリー充電設備を取り付ける条件を備えていることを宣言もしくは確認する必要がある。また一般的な自動車購入の抽選を申請中の市民が、新エネ車の申請を出したい場合は、先の申請を取り消して再申請する必要がある。申請数が割当量を超えた場合、すべての申請者が抽選により購入することになる。申請数が割当量を下回った場合、直接購入することが可能だ。
科学技術委員会の関係者は、「車種を選択する際に採用する基準は、安全とサービスだ。中国全土で現在使用されている新エネ車は4万台未満で、選択できる車種は1000以上に達する。車種を制限するのは、市民の選択幅を狭め、最も適した車種を選択できるようにするためだ」と説明した。
新エネ車の政府補助金について、北京市は国と同額の補助金政策を実施する。つまり一度の充電で150−250キロを走行できる新エネ車に対しては、国家から4万5000元(約76万7千円)、北京市から4万5000元の補助金が支給される。市民が20万元の自動車を購入する場合、11万元を出すだけでよい。購入の際に、市民は補助金分を差し引いた金額で購入できる。
航続距離が250キロ以上に達する自動車に対しては、国家と北京市からそれぞれ5万4000元(約92万円)が支給される。補助金は今後、毎年10%ずつ減少する。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月29日
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