2014年2月13日  
 

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ソニーの平井社長、「無用の長物」と化した家電事業にメス

 2014年02月11日08:36
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 今年1月に開かれた世界最大の家電見本市「2014 International CES」において、ソニーの平井一夫社長兼CEOはスピーチの中で、来賓にスマートウォッチ、4Kテレビ、スマートフォン、プレイステーション、デジカメ・デジタルビデオカメラを紹介したが、ノートPCのVAIOだけは取り上げなかった。これは一つの予兆であったかもしれない。ソニーは1カ月後の2月6日に、VAIOのノートPC事業を売却し、テレビ事業を分社化し、単独した子会社を設立すると発表したからだ。京華時報が伝えた。

 ソニーの社長に就任してから2年余りに渡り、平井社長は長年に渡る巨額の赤字を受け、一連の改革措置を講じた。社内の資源配置を改善し、オフィスビルを売却し、主力以外の事業を手放した。これらの措置により、平井社長は就任から1年目で黒字化を実現した。しかし社内に多くの問題を抱えるソニーにとって、これらの小規模な措置は不十分であり、大手術が必要になっている。平井社長は手術のメスを、自社の古い病気「家電」に向けている。特に「無用の長物」と化しているノートPC事業、赤字を計上し続けているテレビ事業に的が絞られた。

 ◆ワン・ソニー

 ソニーは中国市場で、ソニー(中国)、ソニーモバイルコミュニケーションズ、ソニー・ミュージック、ソニー・ピクチャーズなど独立した子会社を持っており、その他の市場においてもほぼ同様だ。平井社長は2012年上半期の就任以降、16カ国の子会社を訪問し情報を集め、中国だけで3回も訪問した。平井社長はその後間もなく「ワン・ソニー」という戦略を掲げ、社内資源の統合を求めた。

 ソニー社内では、各部門がそれぞれ勝手な経営をするという、「大企業病」が長く存在している。平井社長は調査の中で、社内の4部門がタブレットPCを同時に開発していることに気づいた。平井社長は部門を跨ぐユーザー総合体験部門を設置した。同部門はデジカメ、テレビ、ゲーム機、AV機器、パソコンの製品計画を総合的に評価し、方針を決定する権利を持ち、これを直接指導できる。タブレットPCの製品名についても、平井社長は直接「Sony Tablet」と命名した。ソニーのすべての製品シリーズは独自の名称を持ち、テレビはBRAVIA、ノートPCはVAIO、デジカメはサイバーショット、携帯電話はXperiaと呼ばれる。

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最新コメント

赤坂太郎   2014-02-1142.145.135.*
ソニーが駄目になった歳大の原因は、出井社長以降、技術を軽視し、創業精神を無視した歴代社長の経営戦略にあります。ソニーが再生をはかるには、社長の退陣が最も有効な手立てです。ただ英語が出来るだけで日本語のわからない前社長の通訳が社長では、ソニーの蘇りは不可能です。出井氏を選んだ大賀氏、ストリンガー氏を選んだ出井氏、平井氏を選んだストリンガー氏のミス判断が、今日のソニー衰退の最大原因です。井深さん、盛田さんが、気うっと号泣されているでしょう。有能な人材が、沢山社外に流失しています。、一日も早く平井社長に退陣して貰いたいと思います。

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