日本の電子大手ソニーは業務再編をにらんで、このほど世界全体で5千人のリストラを行うことを明らかにした。子会社で従業員の3分の1にあたる1千人をリストラするとともに、米国のソニーストアの3分の2にあたる20店舗を閉鎖するという。このニュースが伝わると、ソニー株式の米国預託証券(ADR)が0.6%上昇し、終値は17.38ドル(約1769円)になった。香港紙「文匯報」の報道として中国新聞網が伝えた。
ソニーのテレビとパーソナルコンピューターはここ数年売上が低下しており、今年の赤字額は11億ドル(約85億4千万香港ドル、約1119億円)に達するとみられ、今月の早い時期に業務再編が発表されていた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年2月28日