貴州省人民政府が主催する貴州・北京ビッグデータ産業発展推奨会が1日、北京市の中関村で開催された。同省は78件のプロジェクトの中から、産業を誘導し、モデルを提示し、牽引するはたらきの強いものを35件選び抜き、集中的に契約を締結した。投資総額は560億1100万元(約9233億円)。35件のうち、クラウド応用・サービス関連プロジェクトが13件で、投資額は172億7千万元(約2846億円)に上った。人民日報が伝えた。
貴州省は2017年をめどに、ビッグデータの中心的企業30社を誘致・育成し、イノベーション型ビッグデータ関連企業500社を同省に集積させ、高水準の人材5千人あまりを導入・育成し、同省を全国トップのビッグデータ資源センターおよびビッグデータ応用サービスモデル基地にしたい考えだ。
ビッグデータ産業関連企業のプロジェクトを誘致するために、同省は次の点を承諾事項として打ちだしている。
▽貴州省はビッグデータ産業プロジェクトに対し、プロジェクトの認可や要素の供給などの面で有力な保障を与える。
▽貴州省はビッグデータ産業の企業に対し、税金や資金調達などの面で実質的な支援を与える。
▽貴州省はビッグデータ産業市場に対し、政府のシステムから着手して、関連分野のビッグデータ運用プラットフォームを組織する。
▽貴州省はビッグデータ産業の人材を、同省の「百千万人材導入計画」に積極的に組み込み、優遇・奨励政策が十分に享受できるようにする。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年3月3日