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広州を3年で大陸の枠越えた会議展示センター都市に

 2014年04月01日14:09
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 広東省広州市政府の常務会議は先月24日、「広州の国際会議展示センター都市建設の発展計画(2013-2020)」を審議可決した。同計画は国際会議展示センター都市をめぐる現実的な土台、発展ルート、建設の局面、実施戦略の4方面について具体的な設計の構想をうち出したもので、広州市の会議展示産業が「3年で質を向上させ、8年で世界トップレベルになる」よう後押しするものだ。また同市は3年の時間をかけて、広州を大陸の枠を越えた会議展示センター都市に発展させるための建設を進める計画だ。「南方日報」が伝えた。

 同日に行われた常務会議の記者会見で、広州市経済貿易委員会の楊勇副主任が述べたところによると、広州は国家レベルの会議展示センター都市から大陸の枠を越えた会議展示センター都市へと急速に歩みを進める段階にあるという。

 同計画によると、広州の新型都市化の全体計画と「123都市機能配置」(1つの中心エリア、2つの新都市エリア、3つの副中心エリアからなる都市機能の配置)を踏まえて、「国際会議中心都市機能の位置づけ」が検討・提出されており、広州を国家レベルの会議展示センター都市から、華南地方に軸足を置き、長江デルタ地域と環渤海湾地域に影響力をもち、全国にサービスを提供し、世界を視野に入れた国際的な会議展示センターに発展させるという。

 楊副主任によると、広州市は今後3年の時間をかけて、大陸の枠を越えた会議展示センター都市を目指していく。展示、会議、デジタル会議展示の三大会議展示機能センターを建設し、展示産業が主導し、会議産業が成長源となり、イベント活動が注目点となる「広州の特色ある会議展示産業システム」を構築し、広州の会議展示産業の国際貿易に対する誘導力、産業のモデル転換・バージョンアップに対する推進力、都市のブランド建設に対する牽引力、イノベーション駆動要素に対する集積力をさらに強化するという。

 また楊副主任によると、今後は広州の都市機能の全体的な構想を踏まえて、「一つの計画を段階的に実施する」との原則を堅持し、「一主三副」(1つの中心エリア、3つの副中心エリア)からなる広州の会議展示産業の空間配置をうち立てる。広州は中国輸出入商品交易会(広交会)と国際レベルの専門的展示会を中核とする琵洲会議展示本部機能区を建設し、中心の都市エリアと連携して同市の会議展示産業の心臓部を形成することが必要だという。

 同計画の具体的な内容には次のようなものがある。外延部にある都市エリアが地理的交通条件、資源の分布状況、産業の特色、関連の能力などに基づきそれぞれの特色を踏まえて会議展示産業を誘導し、空港エリア、番禺区、増城市という鮮明な特色を備え、展示と貿易が結びついた会議展示の副中心エリアを段階的に建設する。これと同時に、越秀区のファッション消費展示集積エリア、白雲区の新城国際会議集積エリア、南沙区の臨港会議展示集積エリア、珠江新城-天河北ビジネス会議集積エリア、新都市中心ラインのイベント活動集積エリア、従化区のレジャー会議集積エリア、スポーツ芸術競技集積エリア、茘湾区の広州医薬港会議展示集積エリア、中新鎮の広州知識城学術会議集積エリアという9つの特色ある会議展示集積エリアの発展が加速するよう積極的に誘導し、外延部都市と中心都市とそれぞれの会議展示機能のバランスの取れた発展を促進し、位置づけが合理的で、各ブロックの特色がはっきりした会議展示産業の発展局面を形成していく。(編集KS)

 「人民網日本語版」2014年4月1日

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