税関当局の統計データによると、中国の2014年第1四半期の輸出入額は、前年同期比3.7%減の5兆9000億元(約96兆5千億円)となった。そのうち輸出額は6.1%減の3兆元(約49兆円)、輸入額は1.2%減の2兆9000億元(約47兆4千億円)となった。貿易黒字は60.9%減の1028億3000万元(約1兆6820億円)に留まった。人民日報海外版が伝えた。
第1四半期の貿易は、主に以下の特徴を示した。(1)一般貿易が安定成長、加工貿易は低迷。(2)欧州・米国・日本・ASEANなどの主要貿易相手国との貿易額が増加し、香港との貿易額が急減。(3)機械および電気製品、伝統的な労働集約型製品の輸出が減少。
輸出の先行指標は、今後の輸出が楽観視できることを示した。1−3月の平均指数は41.6で、前年第4四半期の39.4から大幅に上昇した。第2四半期の輸出の増加率が、第1四半期より上昇すると予想できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月11日