2014年4月15日  
 

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アベノミクス、リスクに依然警戒が必要

 2014年04月14日08:11
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 アベノミクスの中身を見ると、その刺激策も構造改革も新鮮なものではないことが分かる。歴代首相もこれに取り組んできたが、いずれも失敗に終わった。安倍首相は前人の失敗を「大胆さが不足」と結論づけたが、1年余りに渡る「大胆すぎる」措置も奏功していない。国内外ではアベノミクスに対する失望ムードが高まっており、日本経済は御先真っ暗という意見が多く上がっている。人民日報が伝えた。

 日本経済の回復は2013年に急速にピークを迎えた。第1−4四半期の前年同期比の成長率は、4.1%、3.6%、1.1%、1.0%で推移した。特に第4四半期は市場予想の2.8%を大幅に下回り、安倍首相の就任以来で最低の成長率となった。市場予想との差は18カ月ぶりの数値に達し、人々から疑問の声が上がった。

 アベノミクスが苦境に陥った原因は、刺激策の不発、構造改革の遅れだ。

 健康だが鈍感な体に対して刺激は効果的だが、日本はこの状況にない。国内を見ると、日本の産業環境が悪化している。生産効率が低下し、消費が低迷し、貯蓄が減少し、企業の投資意欲が低下し、製造業が海外シフトを続けている。国外を見ると、日本の伝統的な市場は各国からの圧力と制約を受けている。世界生産において、ローエンド・ミドルエンド市場はすでに新興国に占められており、ハイエンド市場は米国・EU・韓国から圧力を受けている。生産ラインの多くが海外にシフトされたため、日本の高級製品、特に重要設備・部品の輸出は、中国などの製造大国の需要による制約を受ける。

 これは日本の「病」に体質および構造の問題、つまり競争力の問題があることを示しており、刺激策によって解決できるものではない。

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