黒竜江省に、単体の生産拠点としてはアジア地域最大の粉ミルク生産基地が誕生した。浙江省杭州市に本社を構える貝因美の第3期乳幼児向け調整粉ミルクプロジェクトで建設された安達生産基地のことで、敷地面積は10万平方メートルに達し、世界先端レベルの粉ミルク生産技術・設備が採用され、製造工程の一環である噴霧乾燥タワーは600時間の連続運転が可能で、技術水準と生産能力は国内トップクラスに属する。
同プロジェクトは総投資額13億元(約213億円)で、年間生産能力は10万トン、年間生産額は100億元(約1642億円)に達するとみられ、現地の市場の最適化、税収の増加、雇用の増加を促すことが期待される。同生産基地では今後、ハイテク技術のウェイトが高い脱塩ホエイのプロジェクトも展開される見込みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年4月16日