中国(上海)自由貿易試験区がプレートを掲げて設立されてから半年が経った。税関は「大胆に突き進み、大胆に試み、自主的に改革する」との要求を踏まえ、「貨物を先に区内に運び、通関手続きを後から行う制度」、「区内で自ら輸送を行う制度」、「3つの一」(一括申請、一括審査、一括認可)をめぐる税関と出入国管理機関との協力、国境を越えた貿易における電子商取引(eコマース)といった改革措置を打ち出し、一定の実質的な成果を挙げた。今年3月末現在、区内では税関に登録した企業が2438社増えて、総数は7392社に達した。貿易規模は緩やかに増加し、今年1-2月の同試験区の輸出入額は196億8千万ドル(約2兆154億2900万円)に達して、前年同期比8.6%増加した。
同試験区がプレートを掲げてからの半年間に、本部経済(本社の設立を基盤とした経済)など10の分野で企業約350社の機能拡大が促進され、貨物輸出入額は100億ドル(約1兆241億円)を超えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年4月24日