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初の総合保税区でイノベーション型通関モデル 江蘇

 2014年05月14日13:43
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 江蘇省の南京税関によると、全国初の総合保税区である蘇州工業パークの税関でイノベーション型通関モデルが試行されることになり、同省はこのほど全国に先駆けて「事前の通関手続き、税関に貨物を運び込んでの検査・通過」という通関モデルを試行した。

 このモデルは次のようなものだ。企業の貨物が製造ラインから下りる前に、データだけで先に通関手続きを済ませ、貨物が到着したら、指示に従って確定検査をする、または直接通過させる。このモデルでは、企業は最長3日前までに通関書類の申請手続きを行えばよく、生産・物流計画に基づいて、柔軟かつ自主的に現場で手続きする時間を決めることができる。蘇州工業パーク税関物流監督コントロール処の羅放処長によると、同モデル試行スタート以降のデータからわかるように、(運搬用の)車両が現場に入ると、貨物の90%は到着が確認されてから10分ほどで通関手続きが完了する。従来のモデルでは約1-2時間かかっていたという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2014年5月14日

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