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更新時間:16:25 Dec 03 2008
人民日報:「中国の自信」の5つの根拠
 スピードが速く猛々しい金融の嵐が世界中に吹き荒れている。中国の指導者は多くの国際的な場で、自国の事柄をうまく処理し、世界経済・金融を安定させることへの自信と、そのための措置を表明している。「中国の自信」が世界に注目されている。

 「中国の自信」は決して根拠のないものではなく、さまざまな客観的・主観的要素に基づいている。

 (1)金融危機は米国で発生したもので、中国は直接の当事国ではない。海外投資の損失は限定的で、リスクは制御可能だ。中国の金融機関はここ数年、自己資本比率、ガバナンス、リスク管理能力などをいずれも強化しており、国際的にリスクの大きい「金融革新」や金融デリバティブとの関連性は強くない。また、中国人の消費文化は現金の都度払いが主流で、貯蓄率が高い。これらはいずれも、中国が金融の嵐の中持ちこたえる上でプラスに働いている。

 (2)中国の経済成長率は今年後半に減速したとはいえ、世界各国と比べると依然高い。同時に、国内のインフレリスクの低下、国際エネルギー価格の下落によって、経済政策による調整の幅が広がっている。

 (3)近年来、外貨準備高と歳入が豊かで、調整能力が高い。

 (4)中国の発展段階から見ると、国際市場が縮小する中、国内市場には比較的大きな開拓の余地がある。中国では経済構造の不均衡の問題が突出している。第1は、経済の輸出依存度が高すぎること、第2は、国際産業バリューチェーンにおける位置が低すぎることだ。世界的な金融危機の到来は、中国の経済構造の調整と産業のアップグレードを加速させるだろう。

 (5)文化的な要素も言及に値する。中国人は大きな災難を特に多く経験しており、こうした災難を前にした時、特に皆が心を1つにして踏みこたえることができる。これも困難を克服する上での文化的・精神的な強みだ。

 現在抱える問題は、中国の産業チェーンは輸出依存度が高すぎ、国際市場の縮小により、製造過剰が顕著になり、引いては国内の雇用や消費にも影響を及ぼし得ることだ。中国政府が迅速に内需拡大策、積極財政策、適度に緩和された通貨政策を打ち出したのは、時宜に適っている。(編集NA)

 「人民網日本語版」2008年11月25日
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