中国人民銀行（中央銀行）は26日、金融機関の一年満期人民元建て預金・貸付金の基準金利と預金準備率を再び引き下げることを明らかにした。今月27日より、同預金・貸付金の基準金利をそれぞれ1.08ポイント引き下げ、その他の期間の預金・貸付金の基準金利についてもそれぞれ適切に調整する。また再貸付金利や公定歩合なども引き下げるとしている。

　また中央銀行は、今年12月5日より、中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行、中国交通銀行、郵政貯蓄銀行などの大型金融機関の人民元建て預金準備率を1ポイント引き下げるとともに、中小金融機関の人民元建て預金準備率を2ポイント引き下げることを明らかにした。（編集KS）

　「人民網日本語版」2008年11月27日