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更新時間:17:01 Oct 30 2008
三峡ダム、全発電ユニットが稼動開始 1年早い竣工へ
 三峡右岸発電所の最後の発電ユニットが29日午前9時、72時間の試運転を経て、正式に稼動を開始した。三峡ダムの発電ユニット26基はこれで全てが稼動を開始し、三峡プロジェクトの予定より1年早い竣工が決定的となった。「新華網」が伝えた。

 政府の関連部門はまもなく、発電ユニットの稼動状況に対して検収作業を行う。三峡プロジェクトは現在、竣工資料の整理や資金の決算など全面的な検収のための最終段階に入っている。

 中国長江三峡プロジェクト開発総公司の曹広晶・副総経理によると、三峡プロジェクトは半世紀にわたる幾度もの検証を経て、1993年に正式に起工された。今年末には完全な竣工を迎える見込みで、予定より1年早い完成となる。

 三峡プロジェクトの工事は3つの段階に分けて行われ、施工期間は17年が予定された。第一段階は施工準備と一期工程で、1997年11月8日には長江のせき止めに成功した。第二段階は二期工程で、2003年6月10日には135メートルの貯水を実現し、同年6月16日には双方向5段式水門の試運転に成功し、同年7月10日には最初の発電ユニットが稼動された。第三段階は三期工程で、06年5月20日にはダムの堤防の設計高度である海抜185メートルを実現した。

 三峡発電所の累計発電量は今月29日までに、2700億キロワット時以上を達成し、経済と環境に大きな利益をもたらしている。1キロワット6元で計算すると、その生産額は1兆6千億元を超える。26基の発電ユニットが全て稼動されると、年間発電量は847億キロワット時に達する。一年間で4000~5000万トンの石炭使用が削減でき、二酸化硫黄200万トンと一酸化炭素1万トン、大量の工業廃水の排出も削減することができる。

 洪水防止は三峡プロジェクトの第一の目標だ。393億立方メートルにおよぶ三峡ダムの容量のうち、221億5千万立方メートルが洪水防止用の容量であり、長江中下流域の洪水の恐れを大きく緩和している。また三峡プロジェクトでは、湖北省宜昌から重慶にいたる660キロの航路が改善され、1万トン級の貨物船列も重慶に直接航行できるようになり、運輸コストは35%以上引き下げられた。(編集MA)

 「人民網日本語版」2008年10月30日

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