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更新時間:18:09 Dec 05 2008
中国の鉄道投資は金融危機克服を牽引可能か?(3)
 ▽民間資本の投資・融資をリード

 国家発展改革委員会(発改委)総合運輸研究所の汪鳴・副所長によると、2兆元にのぼる鉄道投資が意見付回答を得たといっても、投資の実施方法と投資問題の解決方法を見出すことが先決だという。汪副所長は、この2兆元は、鉄道部と各省の基本的合意に基づくもので、地方はかなり積極的だが、鉄道への投資・融資体制および政策上での問題がボトルネックになっていると指摘する。現実には、資金がスムーズに入って来ないという問題も存在する。合意書を見ると、鉄道部と省政府の共同運営によるとあるが、実際には政府による運営だけで、企業の運営はないだろうと汪副所長は分析している。ここに、2つの難関が生じる。ひとつは、鉄道部自体がどれだけの投資力を備えており、2兆元のうちどれだけ負担することができるかどうかという問題。2番目に、鉄道部が要求する関連資金を地方各省が拠出可能かどうかという問題だ。これには、土地収用・建物取り壊しに関する資本金が含まれる。

 中国共産党中央政策研究室の鄭新立・副主任によると、発改委は今年、鉄道建設のための十分な資金源を確保する目的で、「鉄路管理体制改革方案」を制定したという。鉄道部によると、「2008年中国鉄道建設債券の発行審査・許可に関する国家発展改革委員会の意見付回答」において、鉄道部が2008年に800億元の鉄道建設債券発行に同意、第一期発行分400億元が9月と10月の2回、国家開発銀行を引受主幹事として販売されたという。

 張文傑教授によると、中国「十一五」計画のあたま数年間、鉄道投資額は一日平均20億元、年間で7千数億元に達したという。この数字から見ると、2兆元という投資額はそれほど大きいものではなく、正常な発展の範囲に入る。張教授は、経済の牽引を図るならば、鉄道建設を内需拡大の新動力とし、鉄道投資をいっそう増大させる必要があるという見方を示している。(編集KM)

 「人民網日本語版」2008年11月04日
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