2010年 中国自動車業界の十大事件

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事件その1:中国自動車市場が米国を抜く

ポイント:「1800万台」

 年初以来、中国自動車市場はほぼ毎月、月間生産・販売台数が30%前後の安定した増加率を維持した。中国汽車工業協会の関係者によると、今年の販売台数は1800万台に達し、前年比32%増加する見込みだ...

影響力

 長期的にみて、中国自動車市場にはなお巨大な潜在力があるとみなされており、こうした観測により、中国は引き続き多国籍自動車メーカーの人気投資先になることが決定づけられた...

事件その2:北京モーターショーからうかがえる自動車工業発展の道のり

ポイント:「空前絶後の規模」

 4月23日に北京国際汽車展覧会(北京モーターショー)が開幕した。大手国際自動車メーカーが同モーターショーを世界A級国際モーターショート位置づけ、16カ国・地域から2100のメーカーが出展した...

影響力

 中国自動車市場は、未来の自動車市場の方向性をある程度左右する能力を備えており、各メーカーは中国でのモーターショーへの出展をますます重視するようになっている...

事件その3:トヨタが中国の消費者に陳謝

ポイント:「リコール」

 3月1日、トヨタ自動車の豊田章夫代表取締役社長はリコール問題をめぐって米国議会の公聴会に出席した後、中国を2番目の陳謝先とした。トヨタは一連の品質問題について記者会見を開き、中国の消費者に説明するとともに、陳謝した...

影響力

 トヨタは最終的に「名誉回復」したが、リコールによって非常に大きな打撃を受けた。また世界の自動車産業に対し品質問題について警鐘を鳴らすことになった...

事件その4:吉利がボルボを正式に合併

ポイント:「18億ドル」

 吉利汽車による米フォード・モーター傘下の高級車ブランド「ボルボ」の買収で、8月2日にブランド分割式が英国ロンドンで行われ、吉利はボルボを総額18億ドルで買収した...

影響力

 利は中国自動車メーカーの海外M&Aで新たな道を切り開き、これにより中国は国際競争力を備えた世界的な有名自動車ブランドを擁して、国際ハイエンド自動車市場に一気に参入すると同時に、一定のシェアを占めるようになった...

 

事件その5:騰中重工によるハマーブランドの買収は失敗

ポイント:「ハマー」

 2月25日、米国のAMゼネラル社やゼネラルモーターズ(GM)が生産するスポーツ用多目的車ブランド「ハマー」、騰中重工、GMが相次いで、騰中重工によるハマーブランドの買収が失敗し、GMはハマー車の生産を停止することを明らかにした...

影響力

 グローバル自動車市場は新エネルギー自動車を徐々に受け入れるとともに、エネルギー消費量の大きい自動車を捨て去るというプロセスをたどっており、騰中重工のハマー買収は一種の幕間狂言のようだった...

事件その6:広州汽車が6億4千万元で吉奥汽車を買収

ポイント:「6億4千万元」

 12月9日、業界が長らく期待していた広州汽車と浙江吉奥汽車との「婚礼」が無事終了した。広州汽車は6億4千万元を出資して吉奥汽車と合弁会社を設立し、広州汽車が株式の51%を、吉奥汽車が49%を保有することになった...

影響力

 国による国有自動車企業の合併再編の奨励を背景として、民間企業が合併再編の対象となることは正常な経済規律の当然の帰結だ。広州汽車は地域的な制限をうち破った合併再編の標準となる事例を提供したことになる...

事件その7:燃料価格調整も自動車購入は止まらず

ポイント:「低排気量」

 10月26日、国家発展改革委員会は、同日午前0時より、ガソリン価格を1トン当たり230元、、ディーゼルオイル価格を同220元引き上げると発表した。中国の消費者は6月1日以降は今年初の燃料価格引き下げの恩恵を被っていたが、今度は再び高価格の時代に突入することになった...

影響力

 燃料価格が上昇し、自動車利用コストが再び増大したが、中国の消費者は消費構造の転換を始め、排気量1.6リットル以下の低排気量乗用車をより多く購入して、自動車ニーズを満たしている...

 

事件その8:ベンツ「スマート」ネットでたちまち完売

ポイント:「ネット販売」

 9月9日、ネットショッピングサイトの淘宝網でベンツ社のディタッチャブルハードトップの「スマート」200台が販売をスタートすると、わずか3時間28分で完売し、もともと21日間に設定されていたインターネットでの販売活動はあっという間に終了した...

影響力

 スマート車の人気ぶりから、長年低迷していたネットでの自動車販売に再び希望の光が見えてきた。最も重要なことは、自動車メーカーが閉鎖気味だった自動車販売分野で新たな可能性を開拓し、新しくてより大きな発展の空間を獲得したことだ...

事件その9:アウディが中国で100万台売り上げ

ポイント:「100万台」

 10月20日、一汽大衆アウディはアウディが中国自動車市場における累計販売台数が初めて100万台を超えた高級車ブランドになったことを明らかにした。アウディは次の100万台は3年で達成できるとの見通しを示している...

影響力

 アウディは今後3年で過去22年間と同じ販売台数を達成する計画であり、ここから中国高級自動車市場が長年の成長を経て、爆発的に成長する競争時代に突入したことがうかがえる...

事件その10:上海汽車が5億ドルでGM株取得

ポイント:「0.97%」

 11月18日、上海汽車集団株式有限公司は、傘下の全額出資子会社・上海汽車香港投資有限公司が1株33ドル・総額4億9999万9995ドルで米GMの普通株式1515万1515株を取得し、GMの全株式の約0.97%を保有したことを明らかにした...

影響力

 上海汽車とGMの絶えず深化する戦略的協力パートナー関係により、中国企業の研究開発能力の向上や海外市場の開拓などで多くの優れた資源が獲得できるようになり、また中国企業の海外進出戦略に新たなモデルが提供されることになった...

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