野菜が「動物王国」に

　英デイリー・メールが3月27日に掲載した、野菜を使った動物の彫刻作品の写真では、ジャガイモのゾウやトウガラシのヘビ、ナスのシャチ、パイナップルの魚などの姿が見られ、野菜の「動物王国」のような光景だ。これらの作品はいずれもブラジル・サンパウロの32歳の芸術家、Vanessaさんの作品だ。

　子どもの両親は「食べ物で遊んではいけない」と子どもを躾けるが、Vanessaさんにはこうした言葉は通じないようだ。彼女は4年にわたり、アトリエで野菜や果物を様々な姿の動物へと変身させてきた。カメラマンでもある彼女は120点以上の彫刻作品を作る計画を立てているが、ここで紹介しているのはその一部だ。

　Vanessaさんによると、この作品は彼女が好きな撮影、食物、ユーモアの3つの要素から生まれたという。作品は好評を集めており、彼女の創作の原動力ともなっている。彼女は作品とそのユーモアが人々の心を楽しませることを希望している。彼女は作品52点を紹介した「Playing with Food」という書籍も出版している。英デイリー・メールが3月27日に掲載した。（編集YH）

　「人民網日本語版」2013年4月3日