現在市場で販売されているラブドールの多くは女性スターの形をしているが、その中で最も人気なのは林志玲で、続いて范冰冰、蒼井そらという順になっている。
インターネットで「ラブドール、林志玲」と検索すると、商品総数は620点にものぼる。范冰冰では502点、蒼井そらは175点。楊冥はわずか8点しかなく、林志玲の人気の大きさがうかがえる。
あるウェブサイトで林志玲そっくりに作られたラブドールを競売にかけたところ、大きな人気を集め、価格も1万元以上にのぼった。別の競売参加者はこのブームに乗じて、林志玲がイメージキャラクターをつとめる商品を購入すればラブドールをプレゼントするというキャンペーンを行っている。
自分のラブドールが人気を集めていることに対して、林志玲は大らかかるユーモラスに「ファンの皆さんに人気で嬉しい。でもあれは本物の私ではないので、間違えないでくださいね」とコメント。しかし同製品の販売は林志玲の肖像権を侵害しているため、マネージャーは「林志玲が人気なのは当然嬉しいが、詳しく権利関係を調べ、問題が深刻なケースでは告発する可能性もある」と語る。台湾地区の中国時報が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年12月13日