北京 冠水しやすい場所に水位警戒線
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写真は26日、北京市広渠門橋の下の水位警戒線の傍を通る車。低地の冠水による車の水没事故の再発を防ぐため、北京の交通管理部門は市全域で冠水しやすい窪地となっている立体交差や道路、鉄道立体橋などに水位の警戒線を描き、運転手に注意を促すこととした。また関連部門が冠水しやすい地区の状況を理解し、必要な対策を採るための根拠とした。描かれた水位警戒線は黄色の注意喚起線と赤の警戒線で、幅5センチ。そのうち黄色の注意喚起線は地表から20センチの場所に引かれ、この線まで冠水した場合は道路は通行可能だが、自動車はスピードを落とす必要がある。赤い警戒線は地表から27センチの位置にあり、この線まで冠水すると水が自動車の排気口の平均的な高さに達するため、自動車は正常に通行できないことを表している。「新華網」が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年7月27日
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