「alipay(支払宝)」で学費を支払う大学生も登場する中で、厦門(アモイ)のある学生は2万元分近くの硬貨を携えて学校の財務室を訪れた。華僑大学厦門工学院の当該の学生によると、これは自分が注目を集めるための「マーケティング計画」だとして、韓寒氏と京東商城の劉強東董事長に会うチャンスを手に入れたいと語った。
厦門工学院は華僑大学傘下の独立した学院だ。同学院の学生が10日午後にインターネットで発表した写真によると、この出来事の当事者は同校の大学4年生で、学校の図書館で硬貨を準備し、また校内のスーパーのレジ担当者に手伝いを頼んだという。
スーパーの責任者の汪さんによると、レジ担当者5人が準備作業を手伝ったという。学校の財務室から10日午後に支援を頼まれ、1元硬貨1万8500枚を数えるのに約3時間かかったという。汪さんは「あんなに沢山の硬貨を見てびっくりした」と語り、学生がどこであれほど大量の硬貨を準備したのかと語った。11日午前8時からレジ担当者たちは再び硬貨の集計を始め、午後4時にやっと完了したという。これらの硬貨はスーパー側が紙幣に交換して大学に渡し、硬貨はスーパーでの使用のために保管してあるという。
厦門工学院事務室に取材を申し込んだところ、学校側がこの件を調査中で、詳細はコメントできないとの回答を得た。「山東商報」が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年9月12日