インターネットにメイク技法の写真をアップロードする女性が絶えない中で、奇抜なアイデアを思いついた人がいる。昔の女性のメイクを再現し、「唐代の宮廷女性のメイク」の方法について発表した女性がインターネットで人気を集め、10日あまりでのべ11万人が閲覧し、多くのコメントを集めている。メイクがあまりに似ているため、ネット利用者からは「画面から抜け出してきたようだ」、「唐の時代に生まれたらきっと妃に選ばれただろう」という声が寄せられている。
台北教育大学美術学部を卒業した25歳になる陳妍卉さんによると、以前インターネットで見たメイク技法の写真はいずれも似通ったもので、つけまつげなどのアイテムが必須だったが、中国の化粧文化に関心を持っていた彼女は試してみたくなり、1カ月かけてインターネットで資料を集め、唐代の女性のメイクを研究し、先月自分の顔を「キャンバス」にして実際にメイクを試みた。陳さんの書き込みでは、4種類の化粧の仕方や、唐初期から後期にかけて流行した眉の形11種類が紹介され、化粧のプロセスだけでなく、化粧を施した顔と宮廷女性の絵の対比も行っている。絵に似せるため、濃く短い眉を描き、またえらが張るように力を入れている写真を撮影している。4日にマイクロブログで文章を発表したところ、のべ11万人が閲覧し、また中国大陸部や日本からも閲覧履歴があった。多くの人が「すごい」とコメントを残したという。
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