上海で世界初の5つ星クラス「地下ホテル」

　半年以上にわたる建設を経て、松江区◆（◆は人かんむりに示）山国家観光レジャー村にある上海天馬山世茂深坑ホテルが近く、メインエリアの工事を開始する。立坑壁面と底面の岩石の第1回の爆破処理が21日に行われ、世界で海抜が最低となるホテルの基盤が固められることとなる。人民網が伝えた。

　同ホテルの初めての爆破作業は午後4時、10数秒にわたり続いた後、成功裏に完了し、中心的な客室エリアの工事が開始されることとなった。同ホテルのメイン部分は廃棄された採掘坑の岩壁に設置されるため、今後の建設や運用時の安全確保のために、立坑壁面と底面の岩石は爆破処理する必要がある。

　工事業者によると、立坑の状況に基づき、岩石爆破作業は今後2カ月続く見通しだ。同ホテルは2015年末に竣工し、2016年上半期にオープンする予定。世界で海抜が最低となる同ホテルからは、壁面の流れ落ちる落差100メートル近く、幅数十メートルの滝を見ることができる。（編集YH）

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「人民網日本語版」2013年10月24日