米国のある動物愛護団体が2013年10月、フロリダ州のある車道で捨てられたネコとダックスフントを発見した。このネコは後ろ足がマヒしており、ダックスフントは見知らぬ人が近づこうとすると大声で吠えて、ネコを守ろうという強い気持ちを見せた。環球網が英デイリー・メール17日付報道として伝えた。
救護グループは2匹を保護した時、2匹とも身ぎれいで栄養状態もよいことに気づいた。それまで飼い主がいたことをうかがわせる。保護された後もダックスフントは足の不自由なネコから離れようとしない2匹の様子を見た職員は、米映画「フライド・グリーン・トマト」に出てくる仲睦まじいイジーとルースにちなんでネコにルース、ダックスフントにイジーという名前をつけた。
仲のよい2匹を引き離さず一緒に引き取る家庭を探すため、救護グループはペット向けの慈善団体「Project Paws」の責任者、ジャクリーン・ボーラム(音訳)さんに協力を願ったところ、2匹のエピソードに感動したボーラムさんが自分の経営するペットショップに引き取って飼うことになった。ボーラムさんは「前にも仲のよいイヌとネコは見たことがあるが、これほど仲のよい関係は初めて。イジーは新しいおもちゃを手に入れると必ずルースに見せに行き、他のイヌがちょっとでもルースに近づこうものなら、吠え立てて追い払ってしまうの」と語る。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年1月21日