北京時間の13日夜、ソチ冬季五輪は6日目の競技日を迎えた。ショートトラック女子500メートル決勝では参加選手4人のうち3人が転倒するアクシデントがあり、中国人選手の李堅柔(リ・ジャンロウ)が45秒263という成績で優勝した。今回の五輪で中国代表団初の金メダルで、冬季五輪のショートトラックで中国チームは4連覇を成し遂げた。新華社が伝えた。
決勝戦で李堅柔は第4コースと優勢ではない状況だった。韓国のパク・スンヒ選手が第1コース、イタリアのアリアナ・フォンタナ選手が第2コース、英国のアリス・クリスティ選手は第3コースだった。結果、1周あまり走った後で他の3選手は第1コーナーを走っている時に一団となり、クリスティ選手がフォンタナ選手を追い越そうとしてコースを外れ、パク選手も一緒に転倒した。最後尾を走っていた李堅柔選手がこのチャンスをつかんで走り抜け、優勝した。
李堅柔選手のプロフィール:1986年生まれ、吉林省出身。2012年の上海世界ショートトラック選手権の女子1500メートル、個人、リレーの3競技で金メダルを獲得。中国チームが3000メートルリレーで金メダルを獲得するのに活躍した。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年2月14日