福建省福州市倉山区の街角にこのほど特殊なコンテナが複数登場し、通りかかる市民の注目を集めている。これは福州市倉山警察が借りているコンテナで青と白にペイントされ、警報ライト2つが設置された可動式の警備室で、市民から「コンテナ警備室」と呼ばれている。コンテナを改装したこの警備室内部の面積はわずか18平方メートルで、机やイスなどが設置され、水道、電気が通っている。「コンテナ警備室」は1日の賃貸料金がわずか6元(約98円)で、移動可能でコストが低く、用途が多岐にわたるといった特徴を持ち、これまでの固定されたタイプの警備室や治安・交通拠点の概念を変えるものである。管轄区の治安状況により、こうした警備室はクレーン車で移動可能で、新たな地域に運送して使用することができる。新華社が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年3月26日