パンダの美茜が3月31日に故郷の四川省に戻って以来、残されたパンダの思嘉には異常な行動が見られるようになった。飼育係が先ごろ思嘉を室内に呼び戻そうとしたところ、思嘉は部屋に戻ろうとせず、食事の量も減り、時には乱暴な行動に出るようになった。雲南網が伝えた。
思嘉を元のような明るい思嘉に戻すため、飼育係は毎日決まった時間に思嘉に付き添って話しかけ、思嘉におもちゃを与えた。
思嘉にテレビを見せ、またブランコや鉄棒を設置したことで、思嘉の感情は回復を見せ、現在では以前のような明るく可愛らしい思嘉に戻っている。
思嘉を支援してくれた市民への感謝のため、雲南野生動物園では26日に観光客10人を招いて、パンダ館で明るさを取り戻した思嘉の撮影を行う。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年4月24日