四川省の「90後」女性が妊娠後、お腹にかわいらしい赤ちゃんの絵を描く |
体内に新たな命を宿した四川省に住む「90後」(1990年代生まれ)の女性、羅浅溪さんは、妊娠により芸術創作が妨げられるのではないかと心配したこともあったが、命のつながりを徐々に実感すると、心境も変化した。彼女は絵筆を手に、「命」に関する想像画をお腹の上に描いた。妊娠期間の8カ月の間に作品9点を描いた彼女にとって、芸術と生活はもはや矛盾するものではなくなり、彼女はそれ以上恐れずに新たな命の到来を期待し始めた。成都晩報が伝えた。
創作前に羅浅溪さんは多くの作業を行う。まずコンピュータを使って「下書き」し、その後で実際にお腹に絵を描く。鏡を設置すると、下絵に基づいて、お腹の中の赤ちゃんの様子を思い浮かべ、1つの作品に3-5時間かける。写真撮影して記録すると、すぐに絵の具を洗い落とし、お腹の上に5時間以上は放置しないようにする。「絵の具は洗いやすく、水をかければすぐに落ちるので、不快感はない」。妊娠初期には半月ごとに作品を1点描いていたが、お腹が大きくなってからは1週間ごとに1点描き、すでに赤ちゃんの作品9点が完成している。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年5月12日