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日本のカメラマンが捉えた中日両国のウェディング写真

 2014年05月16日14:23
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日本のカメラマンが捉えた中日両国のウェディング写真現地の女性のためにウェディング写真を撮影する呉羽英樹氏=上海。現地の女性のためにウェディング写真を撮影する呉羽英樹氏=イギリス。呉羽氏が撮影した桂由美氏デザインにより改良された和装の婚礼衣装。
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 日本人カメラマンの呉羽英樹氏は、日本国内の東京、大阪など5都市にスタジオを持っている。呉羽氏はよく招待に応じて上海やシンガポール、ローマ、ロサンゼルスなどを訪れ、撮影やデザインに携わっている。ブライダルファッションデザイナーの桂由美氏の特約カメラマンとして、桂由美ブライダルハウスでウェディング写真展を開催したこともある。新華網が伝えた。

  呉羽英樹氏は2005年から中国のホテルで、レストラン設計やウェディングプラニングの事業を展開している。呉羽氏はここ数年中国で仕事をした経験から、生活の質に対する中国人の要求がますます高まっていることに気付いた。中国の新婚カップルが日本を訪れて撮影を行うことも増えているが、こうしたウェディング撮影旅行は、日本では見られないものだ。

 中国で見た婚礼の中でも強い印象を受けたのは雲南のような少数民族地域での婚礼だという。非常に美しい衣装に伝統的な風習やしきたりがよく残されており、こうした貴重なものはしっかり記録して継承してゆく必要がある。

 中日両国のウェディング写真撮影の違いについて、呉羽氏は中国で仕事をするようになって理解を深めた。中国人は一般的に挙式前にウェディング写真の撮影を済ませ、式ではパワーポイントや映像などでウェディング写真を披露して会場に話題を提供する。おそらくこのためだろうか、式場での写真撮影はあまり行われない。多くの人は式場で着るドレスと写真撮影の際のドレスは異なる。しかし日本では、挙式当日の撮影をより重視する。

 具体的に言えば、例えば屋外での撮影での場所選定やメイク方法などに好みの違いがあり、また中国では一般的に写真を修整するのが普通で、またアルバムも大きく豪華に作る。日本では一般にこうは行わない。

 呉羽氏はまた、中国の撮影スタジオでは一般に5―6組のカップルがメイクや撮影のために順番を待っていることに気づいたが、これは日本では想像できないことだ。日本は結婚式や写真撮影では自分たちが中心、自分たちが主役であるという感覚が重視される。そのためドレス選びにしても多くても1日に2組ほどしか予定を入れず、正式な撮影は1日1組のみしか行わない。そのため中国でももしより緻密で個性的なサービスができれば、より一層よくなるはずだ。

 このほか、呉羽氏は中国を旅行する際はいつも各地の風景や人情、地方文化の美しさなどに感動させられるという。今後結婚するカップルには海外で撮影を行うのと同時に、自国の優れた文化を尊敬、継承することも忘れないで欲しいと考えている。これは日本でも同様だ。伝統的な神前結婚や和服の装束は危機的状況を乗り越え、現在では改良や努力により、再び徐々に人気が盛り返している。呉羽氏は中日両国がより多くの民族の記録、家庭の歴史や人情味溢れる結婚写真を残すことを希望している。(編集YH)

 「人民網日本語版」2014年5月16日

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