未来、「卒原発」の政権公約を発表 嘉田代表が会見
日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は2日午後、東京都内で記者会見し、総選挙向け政権公約を発表した。原発依存から脱却する「卒原発」を掲げ、民主、自民の二大政党に対抗するとともに、第三極の日本維新の会とも一線を画す。
嘉田氏は会見で「(原発事故のあった昨年)3・11は戦後政治の転換点だ。それを自覚せずに旧態依然たる今までの政治を進めようとする旧勢力に対して、未来への安心を埋め込む政治を作り出していく」と語った。
総選挙で掲げる政策として、「10年後に卒原発」(嘉田氏)を目指すとともに、女性や子どもの声を国政に届けることに取り組む。また、消費増税法は凍結し、環太平洋経済連携協定(TPP)については「早急な交渉参加に反対」(嘉田氏)としている。
asahi.com 2012年12月2日
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