飲酒は肝臓を痛めるのみならず、首を膨らます可能性がある。ある男性が毎日1リットルの酒を飲み、すでに1万2千リットルを消化した。豪快に白酒(バイジウ)を飲んだ結果、首の腫瘍が大きくなり、「カバ首」になるとは思ってもいなかった。「毎日1リットルの白酒。飲まないと寝れないよ!」。武漢大口腔病院の7階病棟に入院したこの患者は、四川省南充市出身の趙清泉さん(51)だ。
頭頸部腫瘍外科教授の孫志軍・医師によると、このような症例はきわめて稀だが、暴飲が引き起こしたアルコール性脂肪腫と診断できる。アルコールは趙さんの肝臓の正常な機能をすでに破壊しており、脂肪の代謝に影響したため、このような非常に危険な症状となった。睡眠中にも亡くなる可能性がある。孫医師は、手術の結果、回復の見込みはあるが、趙さんに必ず禁酒するよう求めている。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年3月14日