第51回カンヌ映画祭では、中国中央テレビ(CCTV)のドキュメンタリーチャンネルが「舌で味わう中国2」で人々の心を捉えただけでなく、多くのドキュメンタリー作品を通じて中国の自然や文化、歴史を紹介し、また国際協力ドキュメンタリー「野性の終結」も紹介された。
「舌で味わう中国2」の他に、1年かけて中国、日本、フランス、オランダの4カ国で撮影された4回シリーズのドキュメンタリー「牡丹」や、天下一の奇山の美しさを紹介する6回シリーズの「大黄山」、中国の陶磁器文化の世界各地での伝播の過程を追う6回シリーズのドキュメンタリー「瓷路」(陶磁器の道)、8回シリーズのドキュメンタリー「園林」などが注目を集めた。国際協力プロジェクトで最も注目を集めたのは中央テレビ・ドキュメンタリーチャンネルとニュージーランド自然歴史会社、アニマルプラネットが共同で撮影した「野性の終結」で、姚明(ヤオ・ミン)が司会をつとめ、アフリカの象牙取引と不法な密猟を描いている。中央テレビ・ドキュメンタリーチャンネルの劉文ディレクターによると、同作品は中国で影響力を持つだけでなく、国際市場でも通用する、中国人が主役の野生動物ドキュメンタリーである。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年4月11日