米国の抗日映画「Dragon Seed」がネットで人気
1944年に撮影された米国のモノクロ作品の抗日映画「Dragon Seed」がこのほどインターネットで人気を集めている。同作品はかつてアカデミー賞の助演女優賞や最優秀撮影賞にノミネートされた。
米ハリウッドのある映画会社が1944年に撮影したこの作品は、日本の侵略者に抵抗する中国の民衆について描いたものだ。同作品にはアカデミー賞を4回受賞したKatharine Hepburnが出演し、作中ではアジア系の出演者が何人かエキストラとして出演する以外はいずれも白人の欧米人が演じている。しかし同作品は70年後の今日でも多くのインターネット利用者の人気を集め、「抗日映画の傑作」とも呼ばれている。
同作品は1944年7月20日に米国で上映されたもので、日本が中国侵略戦争を発動した後、若い勇敢な女性民兵が村民を率いて侵略者と勇敢な闘争を繰り広げる物語りだ。作品を見た人からは、金髪碧眼の外国人が笠をかぶり、中国式の衣装で畑で耕作し、生活環境も中国の農村の情景で、テーマが抗日であることから、奇妙に感じたという意見も出ている。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年5月31日