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日本の5千校以上の学校で鯨肉を提供


 1987年に南極海での商業捕鯨が中止された後、日本の学校給食で提供される鯨肉は急減したが、近年は回復を見せている。共同通信社が先ごろ発表した最新の調査結果によると、日本全国の公立の小中学校約2万9600校のうち、5355校の給食で鯨肉を提供しているという。

 1970年代以降、日本の多くの小中学校の給食では鯨肉がメニューとして提供されていたが、後に商業捕鯨活動が中止されたことで急減した。現在それが徐々に回復している原因は、日本鯨類研究所が捕獲する鯨の肉が増加しているためで、大量の鯨肉があることから消費を拡大するために安い価格で学校給食向けに販売されている。また一部地方の政府は飲食文化継承を希望するという観点からも、学校給食での鯨肉消費を後押ししている。

 調査は今年6月から8月に行われた。鯨肉をメニューとして提供する学校は小学校4009校と中学校1346校が含まれ、日本の47都道府県のうち40カ所におよぶ。

 食用の鯨肉は主に南極海域で捕鯨されたミンク鯨で、特定のルートを通じて学校に提供される。日本鯨類研究所によると、昨年の鯨肉の市場価格は1キロ2060円だが、学校給食向けには3分の1近く安い価格で提供され、総量は捕鯨量の3から4%にあたる約150トンだという。

 調査によると、学校給食で提供される鯨肉は2005年ごろから増加している。

 環境保護組織「グリーンピース・ジャパン」事務局長の星川淳氏は、市場では一般に鯨肉を購入する人は多くないため、学校給食向けに提供され、社会に鯨肉のニーズが存在することを示しているのだとして、大量の捕鯨が日本のイメージと環境保護問題に不利になっていることを子供達に説明すべきだと述べた。(編集YH)

 「人民網日本語版」2010年9月7日

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