日本の海上保安庁が津波襲来の映像を公開
日本の海上保安庁は4月28日、3月11日の津波襲来の様子をとらえた映像を公開した。今回初めて公開されるこの映像は6枚のDVDに記録され、メディアに提供された。映像の一つでは、宮城県の仙台空港の滑走路などが完全に海水に水没し、数百台の自動車や飛行機が玩具のように海水上を漂う姿がとらえられている。宮城県気仙沼市では海水が瓦礫を伴いながら押し寄せる中で、ある建物の屋根から出火して黒い煙が立ち昇り、辺り一面は混乱の極みだ。これら映像は岩手県釜石市のある海沿いの建築物の屋上から撮影されたものだという。(編集YH)
「人民網日本語版」2011年5月3日