ドイツ 最新の検査で病原菌の「混合」が被害拡大の原因と判明
最新のDNA検査により、ドイツで発生した大規模な腸管出血性大腸菌の流行は2種類の大腸菌の「混合」によるものであることが明らかになった。
ドイツ・ミュンスター大学とロベルト・コッホ研究所の研究者が5月23日から6月2日までの間に患者80人から採取された病原菌サンプルを分析したところ、疫病に関連した菌は2種類からなることを発見した。一つは毒素を発生し、もう一つは消化管に付着して、人間の身体が毒素を速く吸収するようにさせるという。研究報告は23日に英国の雑誌「The Lancet Infectious Diseases」に掲載された。(編集YH)
「人民網日本語版」2011年6月27日