朝鮮の看板女性アナウンサーが姿を見せず
朝鮮労働党の金正日総書記の主な動向の報道を担当してきた朝鮮中央テレビ局の有名女性アナウンサ、リ・チュンヒ(李春姫)氏が10月19日に登場して以来、現在まで50日以上も番組に姿を見せていない。
「敵の意欲を喪失させる」口調のニュース放送で有名なこの女性アナウンサー、リ氏は朝鮮では「人民放送員」「労働英雄」と呼ばれ、「朝鮮の看板アナウンサー」とも言われる。
10月19日夜の「朝鮮ニュース」でリ氏は、ロシア・タス通信社の金正日総書記へのインタビューのニュースを伝えたのを最後に現在まで姿を見せておらず、リ氏の代わりに男性のアナウンサーが職務についている。日本のメディアは「朝鮮の声を世界に伝える」有名アナウンサーが長期間にわたって出演しないのは「非常に珍しい」としている。(編集YH)
「人民網日本語版」2011年12月14日