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「魯迅」に「福原愛」「六魂祭」・・・仙台市長が観光PR


 東日本大震災から100日以上が経った。被災地の復興状況に世界中の人々が注目している。人民網はこのほど、被害の深刻だった仙台市を訪れ、同市の奥山恵美子市長を取材した。


▽「都市機能はほぼ復旧 放射線の被害無し」

 奥山市長は現時点での復興状況について、「仙台は震災や津波からの被害は大きかったが、日本全国や海外、中国から数多くの支援を受ける中、新幹線や仙台空港を初め電気・ガス・水道などの都市機能はほぼ復旧した」と説明。今後の課題として、田園地帯における泥やがれきの除去作業を挙げ、7月から作業を本格化するとした。

 また観光客が懸念している放射能の影響については「放射性物質が多く飛散した時に仙台方向に風が吹いていなかったため、被害は少なかった」「現在は子どもたちの生活のために、学校や幼稚園、公園などで放射能を週に1回測っているが、1年間全て足しても国際的な基準である1ミリシーベルトを超えることはない」と安全性を強調した。

▽魯迅の学んだ「故郷」

 奥山市長は、中国の文豪・魯迅が学んだ東北大学の卒業生だ。「魯迅は東北大学の医学部の前身、仙台医学校に留学していた。仙台はこの歴史を誇りに思っている」と市長。「江沢民前国家主席が仙台を訪れた時、魯迅像に献花したり梅の樹を植えたりなど、魯迅を通して仙台と中国の交流が今も続いている」と紹介した。「仙台は魯迅先生の縁で中国でもよく知られており、仙台では中国からの留学生が3千人ほど生活している」

▽「六魂祭」と福原愛 観光促進にパワー全開

 震災後、日本国内や海外からの観光客の足が途絶えた。奥山市長は「東北が元気だということをアピールしていかなければならない」と熱く語る。

 その考えを形にしたのが「六魂祭」だ。夏が短いものの、たくさんの祭りがある東北地方。6つの県庁所在地の6つのお祭りを合同で7月16-17日に仙台で開催することを企画した。青森市のねぶた祭り、秋田市の竿燈祭り、盛岡市のさんさ踊り、仙台市の七夕祭り、福島市のわらじ祭り、山形市の花笠祭りが仙台に集まる。「六魂祭」という名前には、6つが一緒になり東北の魂を訴えるという意味が込められているという。

 奥山市長は「六魂祭」の今後の見通しについて、「反響が良ければ、来年からは各県に場所を移して開催することもできる」と語り、「それぞれの祭りの規模は小さくなるが、6つ祭りが1度に楽しめるお得なイベント」と魅力をアピールした。

 このほか、仙台出身の卓球選手・福原愛さんが仙台の観光アンバサダーに就任して活躍しているという。

▽中国の観光客へのメッセージ

 「中国の姉妹都市の長春市、魯迅の故郷の杭州市といろいろ交流を続けている。仙台市としても魯迅にちなんだ劇を上演したり、資料を整えたり、末永く交流したい」と中国との縁を強調。「被災したが、買い物する場所などもすでに再開しているので、ぜひ仙台にお越しください」とラブコールを送った。

 「人民網日本語版」2011年7月15日

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