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福島市「放射線の心配ない」 市長が安全性を強調


  
 福島市の瀬戸市長はこのほど、人民網のインタビューに応じ、震災復興の現状、特に原子力発電所の事故で受けた風評被害について語った。懸念されている放射能汚染については「温泉地周辺はとても低くなっている。福島市の温泉は心配ない」と安全性を強調、「安心して観光にきてほしい」と呼びかけた。

 瀬戸市長は福島市の現状について、地震や津波よりも東京電力福島第一原子力発電所の事故による影響がはるかに大きいと指摘。「事故現場から60キロも離れているにもかかわらず、風向きの関係で放射性物質が福島市に降り注いだ」と説明した。現在の懸念材料として▽放射線量は微量で日本の基準から言えば十分安全な値だが、福島産というだけで特産品の果物などが風評被害を受けている▽東北地方全体で観光客が減少している--ことを挙げた。

 観光振興について、瀬戸市長は「災害対応が落ち着けば、重要な政策に位置づける」との考えを示した。今月16、17の両日には、東北6県の夏祭りが仙台に一堂に集まる「東北六魂祭」が開催され、福島市の「わらじ祭り」も参加。瀬戸市長は「六魂祭」について、東北地方が一体となって東北の元気を全国に観光PRする試みで、意義のあること」とした。懸念されている風評被害については「放射線量をほぼ毎日計測しているが、徐々に下がってきている。特に観光地である温泉地周辺はとても低くなっている」と説明。「福島市の温泉は心配ない」と断言し、安全性を強調した。

 また福島市は北京市の海淀区と付き合いを長年続けており、中学校訪問やホームステイなど交流を行っている。だが今年は原発事故の影響で、予定されていた中学生の訪問が中止を余儀なくされた。瀬戸市長は「海淀区の中学生が年内に来ることが決まった。交流は続けている」と力強く語った。

 瀬戸市長は最後に中国からの災害支援に対し感謝を述べた上で、「福島市は海淀区の交流を深め、北京をはじめ中国から多くのお客さんを呼び込みたい」「福島市は中国では主要な日本観光地ではないが、首都圏に近いので、首都圏を訪れた際は福島にも足を伸ばしてほしい」とアピールした。

 「人民網日本語版」2011年7月22日

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