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「平泉」「前沢牛」「南部鉄瓶」・・・岩手県知事が観光PR



 岩手県の達増拓也知事は12日、人民網のインタビューに応じ、東日本大震災からまもなく4カ月を迎える岩手県の復興状況や今後の観光振興策などについて語った。

 達増知事は現在の復興状況について、「地震に伴う津波の被害をかなり受けたが、中国をはじめとする世界中からの救援隊や救援物資など支援のもとで、震災復興を速やかに行うことができ、今は復旧のめどがたった」と説明。地震で一時止まっていた東北新幹線は全線平常どおりに運行しており、会社や工場も融資面での支援制度などを利用して復興に向かっているという。

 岩手県は仮設住宅の建設など災害復興の対応がどの県よりも早かった。その理由として、達増知事は、県と市町村がしっかり協力して復興作業を進めていることを挙げた。「地震発生後は沿岸の全ての市町村を回り、全ての市町村長と直接会って力を合わせて復旧復興に当たることを確認した」。一方、現状の課題としては、沿岸部の一部の市町村では市町村長や職員が津波で亡くなり、各自治体の行政体制が弱くなっていると指摘した。

 平泉の世界遺産登録を踏まえた今後の観光振興策について、「JRグループ6社と岩手県が一体となって取り組む観光キャンペーン『いわてデスティネーションキャンペーン』が2012年に行われる」と明らかにした。これに向けて、平泉の観光を一層すばらしいものにするほか、国立公園となっている名山「八幡平(はちまんたい)」や三陸海岸などの景勝地、盛岡市や花巻市など温泉や都市文化を楽しめる観光地と組み合わせたキャンペーンの準備も進めているという。

 さらに達増知事は岩手県の魅力を簡単に紹介。岩手県が輩出した有名人として、詩人・宮澤賢治を挙げた。今回の震災では、宮澤賢治の代表作「雨ニモマケズ」が癒しと励ましの詩として世界中で朗読されたことは記憶に新しい。またおすすめの食べ物として▽魚、あわび、ウニなどの海の幸▽肉質日本一を誇る最高級牛肉「前沢牛」▽中国から伝わったじゃじゃ麺や朝鮮半島から伝わった冷麺--などを紹介した。

 知事によると、岩手県と中国との交流も近年、活発に行われている。昨年開催された上海万博では、岩手県の南部鉄瓶を2カ月間展示。その際に雲南省プーアル市のプーアル茶と共同展示したことから、同年秋に上海で開催されたプーアル茶祭りにも参加した。岩手県では約300年前から日本茶を飲むために南部鉄瓶が使われてきたが、最近では中国茶にも合うということが分かったという。「中国でもどんどん利用してもらおうと思っています」と達増知事。

 知事は最後に中国人の観光客に向けて、「海から離れたところは被害もあまりなく、平泉もお寺や庭園は今すぐに見ることができる。世界遺産になった平泉をぜひ訪れてほしい」とアピール。「中国から多くの観光客が来ることが大震災から復興していく力になる」とラブコールを送った。

 「人民網日本語版」2011年7月26日

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