両会の経済20キーワード・前編

 

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(1)4兆元経済刺激策

▽政府担当者の説明  
 国家発展改革委員会の張平主任によると、4兆元の具体的な投資先は、民生プロジェクト、三農(農業、農村、農民)、インフラ、社会事業、省エネ・環境保護、技術進歩、被災地再建の7分野となる
▽両会出席者の声
 全国政協委員を務める財政部財政科学研究所の賈康・所長によると、「財政政策はまだ強める余地がある。その一つが投資の拡大だ。必要ならば、4兆元に加えてさらなる投資をすることも考えられる。
▽記者のコメント  
 都市部固定資産投資は2月、予想を超えた増加スピードを記録した。4兆元投資の効果はすでに現れている。[more]

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(2)成長率8%の確保

▽政府担当者の説明  
 財政部の謝旭人・部長によると、経済成長率8%の確保という今年の成長目標の実現に問題はない。各方面の政策は現在、実施の最中であり、公共投資のほかに税収減免などの措置が取られている。
▽両会出席者の声  
 国務院政府活動報告の起草者の一人である劉樹成氏(全国政協委員)によると、13億の人口を持つ中国では、一定の経済成長速度が保たれる必要があり、8%前後は最低ラインといえる。
▽記者のコメント  
 内需拡大のための一連の政策が実施されるにつれて、成長率8%の確保に向けた自信もさらに固まることになるだろう。[more]

(3)ベンチャー市場

▽政府担当者の説明  
 証券監督管理委員会の尚福林・主席は両会期間中の取材で、「ベンチャー専用の株式市場は現在、着実に推進されている。だがいつ打ち出されるかは、市場の状況を見て決めることになっている」と語った。
▽両会出席者の声  
 深セン証券取引所の陳東征・理事長(全国政協委員)は、「ベンチャー市場はすでに軌道に乗りつつあり、第1期の公開企業は8社以上となる見込みだ」と語った。
▽記者のコメント  
 資本市場は、牽引力が最も強い市場化メカニズムだ。中小企業への金融支援サービス体系の中で、欠くことのできない中心的な作用を果たすことになる[more]

(4)信用取引

▽政府担当者の説明  
 証券監督管理委員会の尚福林・主席によると、信用取引打ち出しのねらいは、市場構造を改善し、一方的な市場局面を打開することだ。
▽両会出席者の声  
 証監会市場部の欧陽沢華・副主任(全国人民代表)によると、信用取引に向けた各方面の準備はすでに整っている。今後は、積極的かつ安定的という原則に照らして、信用取引の試行を着実に進める段階に入っていく。
▽記者のコメント  
 積極的な作用を多く持つ信用取引には、できるだけ早い試行をとの声が市場の各方面から高まっている。[more]

(5)非流通株

▽政府担当者の説明  
 証券監督管理委員会市場部の欧陽沢華・副主任は非流通株の問題について、「現行の法律・法規にのっとり、株主の権利を十分に尊重し、非流通株の放出を指導していかなければならない」と語った。
▽両会出席者の声  
 吉林省証監局の江連海・局長(全国人民代表)によると、非流通株問題を解決するにあたっては、投資家の不安を取り除くことが必要であるほか、外貨準備や社会保障基金によって一部の非流通株を引き受けることも考慮する必要がある。
▽記者のコメント  
 さまざまな指導措置の打ち出しによって、非流通株問題はまもなく「問題」ではなくなるだろう。[more]

(6)消費拡大

▽政府担当者の説明  
 商務部の陳徳銘・部長は、「中国国内の消費が安定成長を保たなければ、経済全体の復調や発展全体の加速は望めない」と指摘した。中国の状況から見ると、総体的な国内消費の伸びは安定しているという。
▽両会出席者の声  
  経済学者のレー以寧氏(全国政協委員)は、「中国は、経済成長を通じてさらなる市場を獲得するチャンスをつかまなければならない。国内市場を拡大させ、国外市場への依存度を下げる必要がある」と指摘した。
▽記者のコメント  
 外需の低迷状況を受け、内需拡大によって経済成長を確保することは最重要課題となっている。中国の高い貯蓄率は消費拡大を支える力強い要素だ。[more]

(7)新株公開制度の改革

▽政府担当者の説明  
 証券監督管理委員会の尚福林・主席は、「証監会はこれまでずっと、株式公開制度の改革を続けてきている。新規株式公開(IPO)の再開に関しては、市場の環境と新株公開制度の改革に応じて決める」と語った。
▽両会出席者の声  
 証監会の範福春・副主席(全国政協委員)は両会期間中、「A株市場のIPO再開は必然的な状況だ。だが新株公開制度の改革を進めなければ、新たな問題を残してしまうことになりかねない」と述べた。
▽記者のコメント  
 新株公開制度を改善することができるかは、ベンチャー市場をうまく打ち出すことができるかなどにかかわってくる。[more]

(8)上場企業の合併・再編

▽政府担当者の説明  
 国家発展改革委員会の張平主任によると、4兆元の具体的な投資先は、民生プロジェクト、三農(農業、農村、農民)、インフラ、社会事業、省エネ・環境保護、技術進歩、被災地再建の7分野となる
▽両会出席者の声  
 全国政協委員を務める財政部財政科学研究所の賈康・所長によると、「財政政策はまだ強める余地がある。その一つが投資の拡大だ。必要ならば、4兆元に加えてさらなる投資をすることも考えられる。
▽記者のコメント  
 都市部固定資産投資は2月、予想を超えた増加スピードを記録した。4兆元投資の効果はすでに現れている。[more]

(9)株価指数先物

▽政府担当者の説明  
 証券監督管理委員会の範福春・副主任は、「株価指数先物はすでに3年間の準備を経ており、事前作業はとてもしっかりできている。だが打ち出しの時期については、適切な環境が整うのを忍耐強く待つ必要がある」と指摘した。
▽両会出席者の声  
 中国金融先物取引所の朱玉辰・総経理(全国人民代表)は、「株価指数先物の打ち出しは、投資家の予想を安定化し、長期的な資金の市場参入を促すことにも役立つ」と語った。
▽記者のコメント  
 国際金融危機という現状の下、金融の革新を進めるにあたっては慎重さが必要だが、「やるべきことまでも怖がっていてはいけない」という見方は市場の共通認識となっている。[more]

(10)輸出の安定化

▽政府担当者の説明  
 商務部の陳徳銘・部長は、「米国・欧州・日本など先進国の輸出が急落したことで、新興市場と発展途上国の輸出入が大幅に下落している。予測可能な今後数カ月、海外貿易の状況は依然として厳しい」と述べた。
▽両会出席者の声
  国務院発展研究センター対外経済研究部の張小済・部長(全国政協委員)は、「輸出の維持は就職口の維持につながり、就職口の維持は最大の民生保障だ」と呼びかけた。
▽記者のコメント
 中国にとって輸出は大きな意味を持つ。多くの企業の生き残りも輸出にかかっているし、就業状況への影響も大きい。[more]
 

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