2008年12月10日    中国語版日本版
更新時間:17:43 Dec 10 2008

張房有氏の発言「手を携えて共に進み、中日自動車産業の協力を深める」

 人民日報社と日本経済新聞社が共同で開催する第12回中日経済シンポジウムが10日、日本東京で開催される。広州汽車(自動車)工業集団有限公司の張房有董事長が「手を携えて共に進み、困難な時期を乗り越え、中日自動車産業の協力を深める」というテーマ講演を行う。主な内容は次のとおり。

 一、安定的かつ急速に発展する広州汽車工業集団

 日本資本企業との合弁、協力は広州汽車工業集団の発展の過程で重要な役割を果たしている。1998年に広州汽車工業集団は日本のホンダと合弁で広州ホンダを設立し、「投入は少なく、生産は速く、勢いよく発展」という業界から公認された道を生み出した。広州本田の黄埔工場は1万台から急速に24万台へと発展し、その基盤の上に第2工場を建設して生産能力を36万台まで急速に拡大し、また将来的に生産能力を48万台に到達させるための重要な基盤を打ち立てた。こうした勢いのよい発展を通じて同集団は資金を蓄積し、力をつけ、次のステップの急速な発展のために有利な条件を生み出してきた。

 2004年に広州汽車工業集団は日本のトヨタと合弁で広州トヨタを設立し、再び「高いスタートポイント、大規模な投入、急速な生産」という発展の道を歩み始め、「同年に生産開始し、同年に収益を挙げ、同年に一定規模を形成した」という業界の神話を生み出した。

 広州汽車工業集団は現在、日本のホンダ、トヨタ、日野自動車、トヨタ商事など多くの優れた企業と合弁・協力関係を確立し、集団内の中日合弁・協力企業は30社以上、合弁プロジェクトは乗用車、商用車、オートバイなど多くの分野にわたり、自動車産業チェーンの部品から完成車、サービス、貿易にいたるまでの上・中・下流各分野をカバーしている。2007年に同集団は自動車の生産販売台数で50万台、オートバイの生産販売台数で90万台を実現し、工業総生産と販売収入は1000億元、利益と税金総額は200億元を突破した。

 二、金融危機背景下の自動車市場

 現在、米国のサブプライムローン危機を発端とする金融危機が局部から世界全体に拡大し、先進国から新興市場国家、金融分野から実体経済分野へと伝わって、世界各国の経済発展と人民の生活に深刻な影響を与えている。

 中国自動車市場のニーズは今年第3四半期から先の四半期に比べて下降し、前年同期比で減少する情況にある。中国自動車工業協会の分析によると、第4四半期の中国国内の自動車市場成長は引き続きペースダウンし、年全体の自動車生産販売台数は約950ー970万台で前年同期比で約8%増加、前年の22%という成長率を下回ると予測されている。しかし我々は、金融危機の中国自動車市場に対する影響は比較的小さく、間接的で一時的なものに過ぎないと考えている。

 理由は次のとおり。第一に、市場の基数が拡大を続けるのに伴い、伸び幅も徐々にペースダウンするのが自動車市場が成熟に向かう上での客観的な規律と必然的な趨勢だからだ。第二に、中国自動車市場は金融貸付に対する依存度が高くない。第三に、中国経済の成長は自動車市場の今後の発展空間を巨大なものとするためだ。

 三、手を携えて共に進み、困難な時期を乗り越え、中日自動車産業の協力を深める

 中国と日本の両国は隣り合い、相互に重要な貿易協力パートナーだ。中日両国の2国間貿易額は1972年の国交回復時にはわずか10億ドルだったが、2007年末には2366億ドルに達している。中日両国の経済貿易交流と協力は世界と地域経済の発展に重要な促進作用を生むことは間違いない。突然起こった金融危機に直面し、中日両国の各界人士は手を携えて共に進み、困難な時期を乗り越え、金融危機の影響を軽減させるためになすべき貢献をしなければならない。自動車企業として私は、中日両国は次の3つの分野で交流を強化し、協力を深めることができると考える。

 第一に、新エネルギー自動車分野での協力を強化する。第二に、自動車産業の研究開発の現地化プロセスを加速する。第三に、自動車サービス分野の協力と交流を強化する。

 「人民網日本語版」2008年12月10日

 

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