2008年12月10日    中国語版日本版
更新時間:17:09 Dec 10 2008

竜永図氏の発言「世界的な経済危機を前に中国が果たす3つの役割」

 人民日報社と日本経済新聞社が共同で主催する「第12回中日経済シンポジウム」が10日午前、東京で開幕した。博鰲(ボアオ)アジアフォーラム(BFA)の竜永図・秘書長は、世界的な経済危機を前に中国は3つの役割を発揮できるとスピーチした。以下に内容を一部抜粋。

 第一に、中国は何よりもまず自分の事をうまく処理すること。安定した比較的速い経済成長を維持することで、世界経済を支えるエンジンのひとつとして、安定した発展を続ける市場を世界に提供することができる。中国のマクロ政策は穏健から積極的な方向に転換し、通貨政策を緩和しており、向こう2年で4兆元の経済刺激策を実施する発表をしたほか、中国経済の健全な高度成長を確保し、来年の国内総生産(GDP)成長率を8%以上に確保していく方針が打ち出した。こういった経済政策は成長維持・内需拡大・構造調整の3つの方面から中国経済の持続的かつ健全な高成長を確保するものだ。

 第二に、積極的な対策を講じ、世界のマクロ経済政策の調整に歩調を合わせた行動をとる。今年の金融危機が爆発後、中国は過去の金融政策を改変し、米国・欧州・日本とほぼ同時期に低金利政策に乗り出した。西側の主要先進国と同時に経済政策の調整に踏み切ったのは中国にとって前例のないことだ。今回は米国に端を発した金融危機への対応策を話し合う世界金融サミット(G20)に中日両国がそろって出席。中日両国は重大問題において行動を共にすることを表明した。

 第三に、中国は日本やその他アジア諸国と共に金融危機に対応していく考えだ。金融危機はすでに実体経済にまで拡散し、中日両国は輸出減少の局面に立たされている。中日の貿易構造は異なり、競争になることはないため、中国はその強大な加工力において、日本は豊富な市場開拓力において、中日両国は協力することができる。現在の市場が低迷する情勢下で中日両国の企業は連携することが可能だ。

 竜永図・秘書長は、低迷する世界経済を前に、第一に自信が大切と強調。まず自分に自信を持ち、中国は安定した比較的速い経済成長を維持する自信を持つことだという。第二に協力。現在世界の中央銀行は空前の協力を進め、歩調を合わせて前代未聞の行動を起こしている。世界では互恵共栄の理念が強まってきている。経済のグローバル化に伴い、世界は日増しに運命共同体になりつつある。この運命共同体が世界経済の繁栄と発展を促進するだろう。

 「人民網日本語版」2008年12月10日

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