中日両国の文化ギャップと環境保護格差(1)
「中日青少年友好交流年」記念行事の一環として、日本政府の招待を受けて中国が派遣した大型団体「中国青年代表団(総団長:盧雍政・共産主義青年団中央書記処書記)」の一行300人は、11月10日に日本に到着、同月19日に北京に戻った。代表団は、東京で開かれた「中日青少年友好交流年」日本側閉幕式に参加した後、7グループに分かれて日本各地に赴き、日本の各界との交流を深めた。「中国青年報」が伝えた。
▽「合宿」での文化的衝突
青年職員で構成された「中国青年代表団A団」は閉幕式後、横浜や鎌倉を訪問した。その後11月15日、静岡県富士箱根のホテルで日本の青年達と「合宿」を行った。
双方が自己紹介と簡単な交流を済ませると、夕食の時間になった。ホテルの大食堂で着席し、熱々のパスタが食卓に出されると、中日の青年達ともに、司会者の食事開始の挨拶を待ちかねて両手を擦り合わせた。司会者がお決まりの挨拶を簡単に終えて本題に入り、「皆さんこの機会に、大いに交流とお喋りを楽しんで下さい。お酒も1本850円でご用意してあります。どんどん飲んで下さい」と述べた。
司会者の言葉が終わると、日本人青年は特に何の反応もなく無言だった。一方、中国人青年の中には、訝しげな表情に変わり、納得が行かない、やや不満な様子を見せた人もいた。しかし、しばらく話をした後、その不満は日本人に対する敬意に変わった。
「お酒を飲むのにお金を取るとは!我々中国人が客人にこのような対応をすることはありえない。最高のお酒を手に入れ、客人に心地よく酔ってもらうのが中国人にとっては当たり前だ」
「我々が海外からの客人を接待する場合、あまりにもメンツを重んじ、出費がかさむ場合が多いのも事実だ。夕食会の主催者の話も長すぎる」
「日本人はこのようなやり方で、極めて高い節約効果を得ている。我々中国人は、この節約価値を学ぶ必要がある」
体裁を重んじない接客法は、横浜で食事をした際にも見られた。A団の一部メンバーは14日夜、堅苦しい夕食会を気楽な飲み会に変更するよう提案した。日本側リーダーの森下さんは、「私達の予算はそんなに多くありません。皆のお酒を買う余裕はないのです」とやや困惑気味に言った。中国側メンバーも日本側の困惑を思いやり、お酒は自費で賄うことに決めた。これで、問題は難なく解決した。
「合宿」での文化的衝突は、教育問題に関するグループ別討論の際に、最も顕著に出た。
中日の青年達は15日、7グループに分かれ、「教育における両国の持続可能な発展」をテーマに討論を行った。双方から出された教育関連キーワードのうち、大部分の日本人は、学校の近くにスポーツ公園を作ることや就業カリキュラムを構築することなど、身近な具体的内容について関心を示した。これに対し、中国人青年が話題として取り上げたキーワードは、革新、国際化、独立性、予算増加など、軒並みマクロ的視点に立脚したものだった。
面白いエピソードをひとつ。中国人青年が、マクロ的視野に立った教育計画について議論を交わしている時に、「日本の教育思想とはどのようなものですか?」と尋ねた。それに対して、「知りません。日本には教育思想というものはありません」という意外な答えが返ってきた。(編集KM)
「人民網日本語版」2008年11月27日









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