イラン初の孔子学院、テヘラン大学に開校
雲南大学とイラン・テヘラン大学が共同で設立したイラン初となる孔子学院の開校式が12日、テヘラン大学外国語学部で行われた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
中国駐イラン大使館の解暁岩・大使が開校式で祝辞を述べ、「中国・イラン両国の密接な往来と協力が、相手の文化の理解と相手の言語の学習に対する両国国民の興味と願望をはぐくんできた。このような背景の下、孔子学院が誕生したことは、中国・イラン文化交流の新たな1ページとなる」とあいさつした。
テヘラン大学学長は同国初となる孔子学院が同校に設立されたことに対し心からの祝意を表し、イラン・中国両国の大学の交流と協力がより一層促されることを希望すると述べた。
今回の開校式にあわせて特別に来校した雲南大学の何天淳・学長は講話の中で、雲南大学とテヘラン大学が共同で設立したテヘラン大学孔子学院は中国国家漢語国際普及指導チーム弁公室(国家漢弁)の認可を受けた、イラン初となる孔子学院であり、これは中国・イラン両国の教育協力と交流の新たな成果であると語った。
テヘラン大学孔子学院は昨年7月に正式に設立されて以来、成人中国語科・第2外国語中国語科・中国語本科の3レベルの4クラスがすでに開講しており、学生数は57人。(編集HT)
「人民網日本語版」2009年01月13日