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シルクロードを世界遺産に 中央アジア5カ国と来年共同申請へ

 江蘇省無錫市でこのほど開かれた「2009年中国文化遺産保護フォーラム」で、中国は来年中央アジア5カ国と共同で「シルクロード」のうちの「砂漠の道」を世界遺産に申請することが明らかになった。申請書類は昨年すでにユネスコ世界遺産センターに提出され、今年8月に専門家の評価が行われる。中国はひとまず48遺跡を確定、シルクロードの海上ルート、草原ルートの申請も予定されており、大運河の世界遺産申請がこれに続いて数年がかりで進められる。「東方早報」が伝えた。

 年に1度の中国文化遺産保護フォーラムでは、「文化ルート」の遺産をテーマにシルクロード、大運河、茶馬古道の3本の文化ルートをめぐって専門家や学者による討論が行われた。

 今回のフォーラムで専門家は、シルクロードの世界遺産共同申請はアジア太平洋地域にとって初の試みとなると指摘。シルクロードは砂漠、草原、海上のルートにそれぞれわかれている。中国は2010年に中央アジア5カ国と共同で「シルクロード」のうちの「砂漠の道」を世界文化遺産として申請する計画だ。

 国家文物局によると、今回の共同申請は遺跡の数量・面積・関連国数のいずれにおいても前代未聞のことだという。「砂漠の道」の世界遺産申請作業において、国家文物局は陝西の「張騫墓」、寧夏の「固原城」、青海の「日月山故道」、甘粛の「麦積山石窟」「鎖陽城遺跡」および墓群などを含む申請国の中で最も多い48遺跡をリストアップし、中国西部の大部分の重要文化遺産を盛り込んだ。

 「シルクロード」は、東は中国の古都・長安および洛陽、西は南アジア、中央アジアを経てヨーロッパ、北アフリカに達し、十数カ国・地域、全長7000キロメートル以上にまたがる、国際貿易と文化交流の道として世界に知られる。専門家によると、シルクロードは紀元前138年に開かれ、それ以降様々な歴史を経て徐々に発展し、6世紀から16世紀にかけて頻繁な東西交流が行われていた。16世紀になると、陸路は危険だとして、中国の商船艦隊が海路を開拓したため、東西の貿易と文化をつないできたこの砂漠ルートは実際の機能を果たさなくなったという。(編集KA)

  「人民網日本語版」2009年4月15日

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