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「世紀の皆既日食」 中国が最高の観測地

 今世紀最も貴重な皆既日食が今年7月22日午前8時頃、起きる。そして、中国でこの日の皆既日食が最もきれいに観測できる。中国科学院国家天文台で19日に行われた「2009国際天文年皆既日食観測と科学普及イベントウィーク」の記者会見で明らかになった。「中国青年報」が伝えた。

 皆既日食は、太陽・月・地球が一直線上に並んだ時に起きる天文現象。今回の皆既日食は、持続時間が過去最長で、欠け始めから日食の終わりまで2時間以上も続く。しかも今回の規模を超えるものは2132年までないという。中国国内では皆既日食が最長6分間観測でき、皆既帯は250キロにわたる。西から東に向かって、西蔵(チベット)南部、四川中部、湖北南部、河南南部、安徽南部、江蘇南部、浙江北部、上海などの地を通過する。国家天文台の専門家の話によると、通常の皆既日食は短時間で終わってしまう。皆既帯のひとつの地点で観測できる皆既日食はせいぜい2、3分程度だという。このため今回の皆既日食は「世紀の皆既日食」と言われる。

 皆既日食は、科学の研究や普及・教育、観光旅行などにとってチャンスとなる一方、自然環境や社会の正常な活動に影響をもたらす。政府と関係部門が対応措置をとらなければ、重大な事故や事件が起こりかねない、と専門家は懸念する。突然5分以上も「真っ暗」になれば、道路の交通や船舶輸送、高空飛行をはじめ、屋外作業、建設工事、医療、学校での授業、ビジネス、社会の治安などに支障が出る恐れがある。皆既日食を引起す天体の引力や光度といった変化が、通信システムやネットワーク、電力輸送と使用などに何らかの影響を及ぼす可能性もあるという。(編集KA)

 「人民網日本語版」2009年5月20日

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