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北京の暖房、将来は浅層地熱エネルギー利用へ

 北京市地質鉱産勘査開発局によると、同局が3年がかりで完成した「北京平原区浅層地熱エネルギー資源地質勘査報告」で、北京市平原地区の浅層地熱エネルギーの静態的な蓄電量は1.9×1015キロジュールとなり、6620万トンの石炭に相当、暖房面積にして9.59億平米に達し、2020年までに必要な北京市全体計画の暖房面積を賄えることがわかった。「科学時報」が11日伝えた。

 浅層地熱エネルギーとは、地殻浅部の変温層以下の深さ(200メートル以内)にある岩土と地下水の中に潜む、今の技術で開発利用可能な低温地熱資源で、分布範囲が広く、環境にやさしい、循環再生可能という特徴がある。

 北京市は06年、浅層地熱エネルギーの合理的な開発を推進するべく、「北京平原区浅層地熱エネルギー資源地質勘査プロジェクト」に995万3700元を投資。プロジェクトチームが現状の調査をベースに30の典型例を選んで統計分析を行い、従来のボイラー暖房と冷水ユニットによる冷却プロジェクトを比較したところ、浅層地熱エネルギーを利用すれば冬場は30%以上、夏場は10%以上の省エネが可能だとわかった。「第11次五カ年計画(06-10年)」期間中に、北京では浅層地熱エネルギーを利用できる建物を3500万平米建設し、年間約3.6万トン分の石炭の利用を減らすほか、二酸化炭素の排出を84万トン、二酸化硫黄の排出を1万トン、煙と塵を1.3万トン、窒素酸化物の排出を0.39万トン削減する方針だ。(編集KA)

 「人民網日本語版」2009年8月12日

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