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青銅器「司母戊鼎」、「后母戊鼎」に改名

 中国中央電視台(CCTV)の文化関連ニュースで、古代青銅器「司母戊鼎」の名前が「后母戊鼎」に変更されると伝えられ、多くのネットユーザから、「小学校の教科書に載っている名前も変わるのか?」と疑問の声が上がった。法制晩報が伝えた。

 この疑問に対する答えは、昨年12月にすでに国家博物館ウェブサイト上ではっきり示されていた。

 同ウェブサイトによると、青銅器は、最初に命名される時点で、器の内壁に刻まれた銘文を考証した結果、「司母戊」の三文字が名前に盛り込まれた。同時代の青銅器が発見されるにつれて、多くの専門家が「后母戊」と解釈すべきだとの見方を示すようになった。

 ほとんどの小中学校の歴史教科書には、「司母戊鼎」や「司母戊大方鼎」と記述されている。

 国家博物館担当者はこの問題について、この国宝を、国家博物館改築後の新青銅庁に展示するのを機に、正式に「后母戊鼎」と名を改め、展示物の名称や説明の表示は、全て「后母戊鼎」に変更すると話した。

 青銅庁が今月末にオープンし、来館者がこの国宝を鑑賞する時には、もはや「司母戊鼎」の表記は姿を消しているはずだ。

 北京の小中学校の教材編纂・出版に携わる北京出版集団公司総編集室の担当者は、同社はすでにこの件について了解しており、教材改正時に検討する予定だと明かした。教材の改正には、市教育委員会など多くの部門による協議・認可が必要という。

●参考資料

 「后母戊鼎」は、殷(商)後期(紀元前14世紀頃~紀元前11世紀)の鋳品で、1939年3月に河南省安陽市侯家荘武官村で出土した。

 中国文物網の記述によると、「司母戊鼎」は有名な中国古代最大・最重の青銅祭器で、鼎の内壁に書かれた銘文から、王が母を祭るために鋳造したものとされる。(編集KM)

 「人民網日本語版」2011年3月11日

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