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明代の沈没船「南澳1号」 大砲と見られる金属物が発見

「南澳1号」で発見された大砲と思われる金属物。

 広東省汕頭市南澳島付近の海域で25日、明代の沈没船「南澳1号」に対する水中考古学調査が行われ、陶磁器、金属器など大量の文化財が引き上げられた。さらに今回は、大砲と思われる金属物が2つ見つかり、「南澳1号」がどのような最後を遂げたのかついて、憶測は深まるばかりだ。新華社が26日付で伝えた。

 大砲と思われる金属物が発見されたことについて、厦門大学人文学院の呉春明教授は、「中国古代の沈没船から大砲が見つかったことはとても興味深い。宋代・元代の商船からはこれまで銃器が見つかったことがない。南澳1号は武装した商船だったと推測できる。これは明代中期?末期の東南沿海地域における民間の海上商業集団の活動及び、明朝政府との矛盾や対立と密接な関係がある」と述べる。

 同日の調査ではさらに、大量のバネも見つかった。専門家は、「これらのバネは貨物の一種と見られる。その用途が現在のバネと同じであるかどうかは、現在は確定できない」としている。

 「南澳1号」が沈没した原因について水中調査員は、沈没船の周囲に暗礁が全く見られないことから、三点金海域で座礁した後、ここまで漂流してから沈没したと推測できるとしている。しかし、風や波、さらには武力衝突の結果沈没した可能性も依然として存在する。これまでに1万点以上の文化財が見つかった「南澳1号」だが、まだまだ多くの謎が隠されている。 (編集SN)

 「人民網日本語版」2011年5月26日

「南澳1号」で発見された陶磁器。
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