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鉄道部、京滬高速鉄道の3回の故障について説明

 鉄道部政治部副主任兼政治部宣伝部部長の王勇平報道官は14日、人民網のBBS「強国論壇」にゲスト出演し、開通から半月を迎えた京滬高速鉄道の関連状況についてネットユーザーとオンライン交流を行い、京滬高速鉄道の故障について説明した。

 京滬高速鉄道が4日間(7月10日-14日)のうちに3回故障したことで、ネットユーザーからも注目が集まっている。王報道官はこれについて「京滬高速鉄道の開通以来、いくつかの問題が明らかになり、故障も発生したが、これは主に、設備が慣らし運転期間にあるためだ。安全に影響はなかったが、運行秩序には大きな影響があった」とした。

 ▽1回目の故障

 7月10日17時59分54秒、京滬高速鉄道滕州東駅の上海方面行き下り線で、架線の吊架線、つまり電力を供給する電線が故障し、1時間37分にわたって電力供給が中断した。故障の原因は以下のとおり。

 吊架線は列車のパンタグラフと直接には接触しておらず、やや余裕をもって設置されているため、重力で下にやや垂れ下がっており、強風があれば左右に揺れる状態だった。7月10日、滕州は9級(秒速20.8-24.4m)の強風と雷雨に見舞われ、強風によって吊架線が強くゆすられた。特にスパン中央部は揺れ幅が大きく、付近にあった雨よけひさしの柱との間の絶縁距離が不足してショートが起こり、吊架線が焼ききれてしまった。

 ▽2回目の故障

 12日10時45分、京滬高速鉄道の宿州東駅で、G102便の高速列車のパンタグラフが故障し、2時間17分にわたって電力供給が中断した。

 同列車の前後のパンタグラフのうち、後部が故障した。直接の原因はパンタグラフが損傷を受けたためと見られるが、具体的な技術的原因は複雑なため、さらなる分析が行われている。

 ▽3回目の故障

 13日、G114便列車の一部の車両で列車を牽引する動力がなくなり、列車全体の最大時速が160キロにまで減速した。京滬高速鉄道の運輸秩序を保証すべく、鎮江南駅で予備の車両に乗客を移して運行したが、北京南駅への到着は2時間40分遅れた。列車の変圧器のうち、電流を感知する電線が接触不良を起こし、保護装置が働いて動力を制限したために減速が起こったと見られる。

 王報道官によると、京滬高速鉄道で使用されているCRH380型高速列車は知能化レベルが高く、1千カ所以上にセンサーが設置され、故障を感知するとただちに反応し、自動的に減速・停止する仕組みになっているという。

 王報道官は「新しい鉄道が開通したばかりのころは、問題が表れやすい時期でもあり、我々はこれを『慣らし運転期間』と呼んでいる。フランス、ドイツ、日本などでも、高速鉄道が開通したばかりのころは似たような故障が発生している」とする。(編集SN)

 「人民網日本語版」2011年7月15日

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